相続した空き家の売却はお早めに!〜空家譲渡所得の3,000万円特別控除〜(不動産買取.com北九州店)
(2018-01-06)

空き家は近年増加傾向にあり、大きな社会問題となっています。治安や景観の悪化をはじめ、災害時の倒壊などが心配され、その対策が急がれています。
【増加傾向にある空家】
これまで空き家については、各自治体が条例を制定するなどして対応してきましたが、平成27年に「空き家等対策の推進に関する特別措置法」が施行されました。この法律は地域住民の生命・身体・財産の保護、生活環境の保全、空き家等の活用を目的としています。
ここでご紹介する「空家の譲渡所得の3,000万円特別控除」は、相続によって空家となってしまった家屋等を売却しやすくするために制定されたと考えることもできます。
【空家の譲渡所得の3,000万円特別控除とは?】
相続日から起算して3年が経過する年の12月31日までに、被相続人が居住していた家屋を相続した相続人が、当該家屋(耐震性のない場合は耐震リフォームをしたものに限り、その敷地を含む。)又は取壊し後の土地を譲渡した場合には、当該家屋又は土地の譲渡所得から3